International Beer Cup 2026、YMB初受賞。GOHOBI IPA 金賞、UTSUROI 銅賞。

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こんにちは、Yellow Monkey Brewing (YMB) 代表の駒田です。

今日は、嬉しいニュースを共有させてください。

昨日10月6日(火)、 UTSUROI と GOHOBI IPA が、International Beer Cup 2026 にてそれぞれメダルを受賞しました。

YMBとして、International Beer Cup での受賞は今回が初めてです。

🥇 GOHOBI IPA
International-Style India Pale Ale|GOLD

🥉 UTSUROI
Sake Yeast Beer|BRONZE

International Beer Cupとは?

International Beer Cup は、日本地ビール協会が主催する国際ビール審査会です。

1996年から続く歴史あるコンペティションで、Brewers Associationからも「Japan’s largest international beer competition」と紹介されています。世界各国からビールが集まり、専門ジャッジによる審査を経て、各スタイルごとにGold、Silver、Bronzeが選出されます。

2025年大会には22カ国、385ブルワリー、1,562銘柄が参加しました。2026年大会については、

21ヶ国・地域
374出品事業者
1,459銘柄

のエントリーがあり、その中でUTSUROIとGOHOBI IPAが評価されました。

ふたつの受賞が意味するもの。

今回受賞した2銘柄は、YMBにとって少し特別な組み合わせです。

GOHOBI IPAは、YMBのルーツ。
UTSUROIは、YMBがこれから進もうとしている未来。

そんなふうに考えています。

GOHOBI IPA – New Zealandから受け継いだもの。

ヘッドブルワーのケンゴは、ニュージーランドで醸造を学びました。

ニュージーランドのホップ、そこで出会ったビール、クラフトビールを取り巻く文化。

それらは、YMBのビールづくりに今も強く影響しています。

GOHOBI IPAは、そんなバックグラウンドから生まれた New Zealand Style の IPA です。

そして、Runtrip とのコラボレーションから生まれたこのビールには、

「走ったあとに、ちゃんと報われる。」

というシンプルなストーリーがあります。

ランニングのあとに飲む一杯の幸福感。NZホップ由来の鮮やかな香り。

苦味だけに頼らず、また一口飲みたくなるバランス。

YMBがこれまで大切にしてきたものを、ひとつのIPAとして形にしたのが GOHOBI IPAです。

今回、その一杯が国際審査会で評価されたことを、僕はとても嬉しく思っています。

※ Runtrip 代表・大森英一郎さんと。

UTSUROI – Japanese Style Beerを探し続けた先に。

一方の UTSUROI は、YMBにとってより実験的なビールです。

僕たちは以前から、「日本らしいビールとは何だろう?」という問いを持ち続けてきました。

アメリカにはAmerican Styleがあり、ベルギーにはBelgian Styleがある。

では、日本の発酵文化や食文化を背景にしたビールには、どんな表現があり得るのか。

日本酒、味噌、醤油、麹、出汁。

日本には長い発酵文化があります。

にもかかわらず、ビールの世界では「Japanese Style Beer」という言葉は、まだ広く共有されたスタイルにはなっていません。

だったら、自分たちで考えてみよう。それがYMBの挑戦のひとつです。

UTSUROIは、その試行錯誤の中から生まれました。

清酒酵母、米麹、米糠、和三盆、そして出汁由来の旨味。

単に「日本っぽい素材を入れる」のではなく、それらがひとつのビールとして自然に重なり合うこと。

それを目指した Sake Yeast Strong Ale です。

UTSUROIは、突然生まれたわけではない。

UTSUROIは、現在販売しているのは2バッチ目。

ですが、この2バッチだけで完成したビールではありません。

その背景には、何度も醸造を重ねてきた TORIAEZU があります。

TORIAEZUも清酒酵母を使った、YMBを代表するビールのひとつです。

清酒酵母がビールの中でどう香るのか。

どこまで発酵を進めるのか。

ホップとどう合わせるのか。

日本酒らしさを出しすぎず、あくまでビールとして成立させるにはどうすればいいのか。

ケンゴは、TORIAEZUを何度も造りながら調整を続けてきました。

その積み重ねがあったからこそ、さらに一歩踏み込み、

「もっとJapanese Style Beerらしい表現を試してみよう」

と生まれたのがUTSUROIでした。

つまりUTSUROIは、単発の実験ではありません。

YMBがこれまで積み重ねてきた試行錯誤の結果なのです。

New Zealand Style と Japanese Style、2つの軸。

以前、ケンゴからこんな話をされたことがあります。

YMBではこれから、New Zealand Style Beer と Japanese Style Beer、この2つを軸にしていきたい、と。

ニュージーランドで醸造を学んだ彼が、海外から日本を見たことで、逆に日本の発酵文化や和食文化の価値を強く意識するようになった。

外に出たからこそ、見えてきた日本。

そして外で学んだものを、そのまま持ち帰るのではなく、日本で再解釈する。

その話を聞いたとき、僕はすぐに、

「Yellow Monkey Brewingという名前で、それをやるのは面白い」

と思いました。

海外から見ても、日本のブルワリーだとすぐにわかる名前。

そのブルワリーが、New Zealand Styleというルーツを持ちながら、Japanese Style Beerという未来をつくろうとしている。それはYMBらしい物語だと思ったからです。

今回、その2本が同じ International Beer Cup で同時に評価されました。

GOHOBI IPAは、YMBのこれまで。

UTSUROIは、YMBのこれから。

その両方にメダルが与えられたことは、YMB にとって単なる「2銘柄受賞」以上の意味があります。

試行錯誤を続けてきたケンゴ。

今回の受賞は、ヘッドブルワー・齋藤健吾が積み重ねてきた試行錯誤への評価でもあります。

毎回同じビールをただ再現するのではなく、より良くできないか。

もっとYMBらしくできないか。

素材の使い方、酵母、発酵、ホップ、バランス。

少しずつ調整しながら、ビールを変化させてきました。

クラフトビールは、完成したレシピだけを見ると、その裏にある失敗や微調整は見えません。

でも、一杯の裏側には、その積み重ねがあります。

今回のメダルは、彼が積み重ねてきた時間も含めて評価してもらえたように僕は感じています。

そして、YMBを支えてくださった皆さま。

YMBとして、International Beer Cup での受賞は今回が初めてです。

ここまでビールを造り続けることができたのは、飲んでくださった皆さま、取り扱ってくださった店舗の皆さま、イベントやコラボレーションで一緒に活動してくださった皆さまのおかげです。

僕は、そうした皆さまの顔を具体的に思い出すことができます。

GOHOBI IPAはRuntripとの取り組みから生まれました。

UTSUROIも、これまでYMBのビールを飲み、意見をくださった多くの皆さまとの積み重ねの先にあります。

本当にありがとうございます。

ただ、僕たちは、今回の受賞をゴールとは考えていません。

むしろ、YMBがこれからどんなビールをつくっていくのか。

その方向に、ひとつ小さな確信をもらえた出来事なのだと思っています。

New Zealandから学んだこと。

日本にしかない発酵文化。

そのふたつを行き来しながら、YMBらしいビールをつくり続けていきます。

その先に、皆さまの笑顔があると信じながら。

Be pirates. Be playful.

Yellow Monkey Brewing

Founder & CEO 駒田 博紀

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