こんにちは、Yellow Monkey Brewing (YMB) 代表の駒田です。
定番とは「ずっと変わらない」ものではなく、いつの時代も選ばれ続けるために「変わり続ける」ものです。これは、お酒に限らず、ギアやファッション、どんな世界でも共通なのだと思います。
今日は、YMB定番の一つ「TORIAEZU」が大きく生まれ変わったことをお伝えいたします。
もちろん、そうなのかも知れません。
でも一体、誰がそう決めたのでしょうか?そうでなければならないのでしょうか?
Yellow Monkey Brewing のロゴにはこう描かれています。
“Be pirates. Be playful.” (もっと自由に、遊び心をもって)
この精神で、僕たちは既存の枠組みにとらわれず、新しい可能性を探し続けています。
TORIAEZU とは、そんな僕たちの挑戦を象徴する定番ビールのひとつです。今回ご紹介するバッチNo. 74 から、スタイル名を「Freestyle IPA」から「Sake Yeast IPA」に変更しました。
これまでも使用してきた清酒酵母と日本の国菌である麹。そして、No. 74 から追加した和食文化の核となる「旨味」の要素。
これら日本ならではの要素を IPAという世界的なビアスタイルに融合させることで、YMBが目指す新しいビールの形「Japanese Style Beer」を表現しています。
僕たちが追求しているのは、派手さだけではありません。
和食のように繊細で、飲み飽きず、気がつけばもう一杯飲みたくなる味わいです。
目指すのは、飲んだ人が自然と笑顔になるビールです。
Freestyle IPA から、Sake Yeast IPA へ。
ニュージーランド産 Riwaka ホップの鮮やかな香りに、日本酒酵母が生み出す華やかな吟醸香を重ね、さらに麹・鰹節・椎茸・昆布を使用することで、旨味の余韻を表現。
それが、生まれ変わった「TORIAEZU」です。
グレープフルーツの皮を思わせるホップの爽やかな柑橘香と、しっかりとした苦味がIPAらしい輪郭をつくりながらも、麹由来のやわらかな旨味が全体を包み込みます。そこに、日本人が親しんできた「出汁」の要素を取り入れることで、飲んだ後まで続く奥深い余韻を追求しました。
「NZ ホップの香り」と「日本の発酵文化」、その二つを一杯のビールで融合させた、Yellow Monkey Brewing らしい一杯に仕上がったと思います。
もちろん、「仕上がった」というのは、「これで終わり」という意味ではありません。冒頭でお話した通り、いつの時代も選ばれ続けるために、変わり続けるのが定番だからです。
今回の No.74 は、その道の途中。ですが、自信作です。
色々と説明してしまいましたが、まずは深く考えずに……「とりあえず」飲んでみてください!
Yellow Monkey Brewing
Founder & CEO 駒田 博紀