酔拳 x クラフトビール。アクティブ超人コマダ、最高のコンビネーション?

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こんにちは、Yellow Monkey Brewing (YMB) 代表の駒田博紀です。

いきなりですが、僕はライターでもあります。雑誌「Begin (ビギン)」に、月1回の連載を持っているからです。

次回の原稿で、40回書いていることになります。3年以上、思えば長く続けてきました。

「アクティブ超人コマダ」プロジェクトのはじまり

今から3年以上前、僕が Onジャパンに勤めていたときのことです。

メディアパートナーでもあった Begin編集部から、僕個人に連絡がありました。

開口一番、編集長は断固とした決意を感じさせる半笑いで、こう切り出してきたのです。

「この企画は駒田さんありきです。編集部で決定済です。

『わかりました』と言ってください」

「ぬ……わ、わかりました」

こんな会話から始まったプロジェクト。プロジェクト名は「アクティブ超人コマダ」

ありとあらゆるアクティビティに突撃・挑戦し、超人を目指してゆく長期的プロジェクトという話でした。

「おっ、いいですね!ランニングとか、トライアスロンとかにも挑戦する感じですか?」

「そういうこともあるかも知れませんね!」

それなら本業であるOnにも好影響があるのでは、と思いました。

ランニングやトライアスロン、あるいはトレイルランニングなどに挑戦するのであれば、OnのシューズやアパレルがBegin誌面に登場することになるからです。

それならいっちょ、Onジャパン代表として身体を張ってみようかと思うのは、自然な流れでした。

しかし、僕の目論見とはかけ離れた形で、このアクティブ超人プロジェクトは進行してゆくのでした。

ありとあらゆる武術・格闘技へ突撃……

※ ぶつかり稽古に挑むアクティブ超人コマダの図

アクティブ超人プロジェクトを引き受けてから知ったのですが、Begin編集長イチカワは、無類の格闘技好きでした。彼自身、空手を学ぶ武道家だったのです。

そんな彼が率いるプロジェクトは、当然の如く格闘路線をひた走るものになりました。

記念すべき第1回の取材は、柔術。それからも、「戦国時代から続く一子相伝の古武術」や「イスラエルの軍隊格闘技」や「インドの伝統武術」……と、よくもまあここまで集めたと思えるほどの多種多様な武術・格闘技に取材に行きました。

Onのシューズやアパレルを着用して誌面を飾るときもありましたが、徐々にその頻度は落ちていったのです。

極め付けは、相撲

もはや、裸足で裸

Onのロゴを背負えるものは何もなく、アクティブ超人コマダ、裸一貫のぶつかり稽古と相なったのでした。

記念すべき40回目は、酔拳

2024年2月末にOnジャパンを退職しても、Beginとのプロジェクトは続きました。ありがたいことです。

「目標は、連載100回です!100万パワーです!!」

昭和の少年ジャンプ世代でなければわからないようなことを言う、編集長イチカワ。

求められる限りはやろうと決めていた僕としては、是非100万パワーの超人になりたいところです。

そして、節目の一つとなる40万パワー実現の回は、昭和世代の胸熱武術・酔拳でした。ジャッキー・チェン主演の「酔拳」「酔拳2」を観て胸を高鳴らせた少年時代の夢が叶うのです。

蒲田で酔拳を教えている今野淳さんという方を師匠に、約90分間、酔拳を学ばせていただきました。

稽古を終えて気分爽快となっていると、今野師匠からこのような言葉をいただきました。

「クラフトビールの醸造所をやっている方に酔拳を教えられる日が来るとは思ってもみませんでした!完璧な組み合わせですよね!!」

ハッとしました。本業に好影響があるかも知れないと思いつつアクティブ超人になることを引き受けた3年前。いつしかすっかり裸一貫のぶつかり稽古野郎と化した僕は、「本業に活かす」ことは頭からスッカリ抜けていたのです。

しかし、今野師匠が思い出させてくれました。

酔拳とは、酔えば酔うほど強くなると言われる拳法。クラフトビールを飲んで強くなる拳法……と言えなくもありません。ついに本業に活かせるときがきたのかも知れません……。

ただまあ……結局のところ、楽しいからこのプロジェクトを続けているのでしょう。

本業に活かすとか、それは二の次三の次というのが正直なところです。

そんなわけで、記念すべき第40回目の記事は、10月16日発売の Begin本誌をご覧ください。

100万パワー実現のその日まで、アクティブ超人は突撃し続けます。

※ 今野師匠が YMB の定番ビール「KAIZOKU」を飲んでくれました!

Yellow Monkey Brewing

Founder & CEO 駒田 博紀

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