大迫 傑、マラソン日本新記録の裏側をビール的にちょっとだけご紹介。

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こんにちは、Yellow Monkey Brewing (YMB) 代表の駒田です。

告知していた通り、12月7日(日) は YMB x Teenage Brewing x Freestyle Hops 3社コラボビール「TDH Neo Dandyism」のリリースイベントを開催しました。

その同じ日、はるか遠い地・スペインで仲間が偉業を達成したのです。

彼の名は、大迫 傑。日本が誇る、伝説のランナーです。

大迫 傑、マラソン日本記録樹立。

傑さんのInstagramから引用

12月7日(日)、スペインで開催された「バレンシア・マラソン」で34歳の傑さんが2時間4分55秒のマラソン日本新記録を樹立しました。

それまでの日本記録は、2021年3月に鈴木健吾選手が打ち立てた2時間4分56秒。つまり、傑さんは文字通り「1秒を削り出した」のでした。

これは、大迫さんにとって3度目の日本新記録樹立。4年9ヶ月ぶりに、マラソン日本新記録を奪還したことになります。

まさしく、偉業です。

言葉に力を持つ男、傑さん。

彼は、レース直後の自身のInstagramで、このように語りました。

たくさんの疑念、不安、迷い。

そして気づき、沢山のものを削って。

そんな中でたった1秒だけど、僕らにはとんでもなくデカイ1秒だった。

この言葉は、僕にもケンゴにも響きました。

なぜなら、この言葉は自分を信じ、選んだ道を進もうと覚悟を決めた人間に共通の精神性を語っているからです。

自分を信じようとしていても、選んだ道を堂々と進もうと決めてはいても、怖さを感じることはあります。心の中にチラッと疑念という名の影が差すことはあるのです。不安も迷いもあります。

それでも、「俺は何がしたいんだ?」「俺はどうありたいんだ?」と自問自答しながら前に進む他ありません。疑念、不安、迷いは当然です。ですが、それらに耳を傾けすぎれば、自らの道を進むことは叶いません。

傑さんの短い言葉は、自分を信じて前に進もうともがく全ての人たちを勇気づける言葉なのだと思います。彼の言葉には力があります。そしてそれ以上に、彼の生き様には力があります。

僕は、そんな彼を心から尊敬しています。

それなのに軽快すぎるやりとり。

偉業を達成した傑さん。レース直後、ありとあらゆる角度から祝福の言葉が寄せられ、取材もあり、コメントを求められていることだろうと思いました。

だけど、たった一言だけ、僕はこうLINEしました。

「おめでとう!!!!」

返事を期待したわけではありません。ものすごく忙しいであろうことは、容易に想像できたからです。

だけど、数時間後、彼から返事がありました。それがこれです。

軽快すぎるだろ!!

そうでした。彼にはこういうところがあるのでした。

YMBが掲げる “Be pirates. Be playful.” の精神を体現した姿。そんな姿にも尊敬の念を抱いています。

ズッコケたけど。

その後、ちょっと彼とやり取りを重ねて、正確には3ヶ月間くらいお酒は「ほぼ」飲んでいなかったことを確認しております笑

というわけで、遠くスペインで偉業を達成した仲間を祝して、今日は傑さんと一緒に造った「ハシルエール」でも飲むとしましょうか。

彼のマラソン日本新記録を祝うビールで、これほどふさわしいものはないでしょうから。

Yellow Monkey Brewing

Founder & CEO 駒田 博紀

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