こんにちは、Yellow Monkey Brewing (YMB) 代表の駒田博紀です。
突然ですが、ランナーであれば、「大迫 傑」の名を知らない人はいないと思います。
その大迫 傑さんと一緒に造ったクラフトビール。その名も「ハシルエール」の第1弾を発売したのは、今年3月のことでした。
傑さんとちゃんとお会いしたのは2024年4月末、YMBタップルームのプレオープンをしたときのことでした。僕はもちろん彼を知っていましたし、ありがたいことに彼もまた、僕の存在を知ってくれていました。
言うまでもないことながら、彼は日本のトップランナーです。一方の僕は、かつてアイアンマン・トライアスロンを完走した経験こそあれど、基本的にはゆるゆるとジョグを楽しむだけのゆるランナーです。
それでも、彼とは意気投合しました。この点において。
ランニングの楽しみ方は、人それぞれでいい。
速さや距離が全てじゃない。
「自分らしく走ること」が、一番の喜び。
かつてスポーツブランドで働いていた僕は、「走る楽しさ」を発信し続けていました。
そして、その「楽しみ方」は人ぞれぞれで、場面によってもそれぞれだと思っていました。
自分の限界を目指して走る楽しさ。人と競争する楽しさ。
見知らぬ街や山を発見するために走る楽しさ。
自分の心身を整えるためにじっくり走る楽しさ。
仲間とお喋りしながら走る楽しさ。
そして、一杯のビールをご褒美に走る楽しさ。
そう、ランニングの楽しみ方は、人ぞれぞれでいいのです。それを、僕はかつての仕事を通じて、発信し続けてきました。同じことを、日本のトップランナーである傑さんが語ってくれたことは、僕にとって大きな喜びでした。
ちなみに、傑さんは「一杯のビールをご褒美に走る楽しさ」にも大いに共感してくれました。
「傑さん自身が走ったあとに飲みたくなるようなビールを、一緒に造りませんか?」
だから、そんな話になるのは自然な流れでした。
これが、「ハシルエール」プロジェクト発足の理由です。
「ハシルエール」の第1弾は、今年3月に発売しました。
非常に限られた数を造ったため、リリースイベントを行ったその日、ほぼ完売状態となってしまいました。
あれから半年ほど経ち、日本はそろそろランニングシーズンに入ろうとしています。
そんなタイミングだからこそ、「ハシルエール」の第2弾をリリースしようと傑さんと話し合いを進めてきました。同時に、ケンゴと「どんなビールにしようか?」と相談を重ねてきました。
その結果、出てきたコンセプトは……
「大迫 傑らしい、セクシーなビール」!
ワインにも造詣の深い傑さんなので、その傑さんのイメージをより深くビールに反映させようと考えました。
シャルドネ果汁由来の上品な酸味と、ワイン酵母がもたらす華やかな香り。
残糖をゼロに仕上げ、驚くほど軽やかでドライな飲み口。
口当たりは爽やか。ついもう一口とグラスが進む。
気づけば心地よい酔いに包まれている……そんな「危うさ」すら魅力の一杯。
これが、「ハシルエール 2」のイメージです。
商品ラベルのデザインを制作するにあたっても、傑さんをイメージしたキャラクターの尻尾あたりに、シャルドネの果実をあしらってみました。
僕も実際にテイスティングしましたが、まさにイメージ通りの味わい。贔屓目なしに、「セクシーなビール」に仕上がったと思います。
「ハシルエール 2」は、10月19日(日) に YMBウェブショップにて先行発売します。今のうちに、会員登録を是非お願いします。
「ハシルエール 2」の発売まで、あと5日!どうぞご期待ください!!
Yellow Monkey Brewing
Founder & CEO 駒田 博紀