こんにちは、Yellow Monkey Brewing (YMB) 代表の駒田博紀です。
以前、こちらの記事でテレビ神奈川「猫のひたいほどワイド」(通称: 猫ひた) の10周年プロジェクトについて書きました。
猫ひたでは、大磯のお米農家さんと一緒にその名も「猫ひた米」を作っています。
猫ひた10周年プロジェクトとして、その猫ひた米を使ったビールを造れないか……。テレビ神奈川チームからそうしたご相談をいただいたのです。
以前からお世話になっていた方々からのご相談。それならやるしかない。やらせてください。
そんなわけで、僕は猫ひたに準レギュラー的に潜り込み、お米作りに参加しています。
はじめて大磯の「猫ひ田」で田植えをしたのが、6月末のこと。
それから3ヶ月と少しが経ち、青々としていた稲はすっかり黄金色に染まり、風に揺れていました。すっかり秋の風情です。
ですが、「猫ひたブラック」としての僕のユニフォームは、どうやら固まっているようです。そう、黒いツナギにタンクトップ、麦わらテンガロンハットにサングラス。
農家の二挺木さん、猫ひたレッドの大城光さん、猫ひたグリーンの沖拓郎さんと共に、季節外れ感が否めない猫ひたブラックは稲刈りを始めたのでした。
現代の稲刈りは、基本的には機械を使います。
ですが、コンバインが田んぼに入りやすくするためなのか、田んぼの隅の2m四方ほどと水路のすぐ隣は、鎌で刈り取るのですね。
かつて琉球古武道を学んでいた頃、武器術の一つとして鎌を嗜んでいました。あの頃の記憶を頼りに、稲の束をグッと掴んで、鎌でガッと引き切ります。実にいい手応えです。
鎌を振るいまくり、充分満足したところで、いよいよ本日のメインテーマ。コンバイン操作です。
コンバインのキーを回してエンジン始動。
稲の刈り取りスイッチオン。
シフトレバー、前進。
二挺木さんの丁寧なご指導の元、コンバインは順調に稲を刈り取っていきます。
そして6時間後。
あれほど一面に実っていた稲穂はすっかりと刈り取られ、猫ひた米が詰まった25袋が積み上がりました。
こうして、猫ひた米の収穫は無事に終わりました。
これから先は、お米を乾燥させて、精米作業に入るとのことです。それが終わったら、いよいよビール造りに入ります。
ビールの仕込みのタイミングは、おそらく12月下旬頃になるでしょうか。ビールの発売は、2月上旬になると思います。
猫ひたを観てくださっている皆さまにお届けできる日が楽しみで仕方ありません。続報、ご期待ください!
Yellow Monkey Brewing
Founder & CEO 駒田 博紀